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インストールとセットアップ

tako を入れて、AI と作業を始めるまでの手順です。macOS も Windows も流れは同じ 4 段(入手 → インストール → 初回起動 → セットアップ)で、10 分ほどで終わります。下のどちらかを選んでください。

AI 連携を使わず「ただのターミナル」として使う場合は、入手から初回起動までで完了です。

スクロールすると、画面がその手順の状態に変わります。

  1. 入手する

    ターミナル(ターミナル.app で十分です)に 1 行打ちます。Homebrew を使わない場合は、下の「ZIP ダウンロード」を見てください。

    brew install --cask takushio2525/tako/tako
  2. インストールされる

    /Applications/tako.app にアプリが入り、tako コマンドもそのまま使えるようになります。対象は Apple Silicon の Mac です。

  3. 初回起動

    tako を開くと、タブバーの下に「tako へようこそ」が出ます。「セットアップを実行」を押します(ターミナルで tako setup と打っても同じです)。

  4. セットアップ

    新しいタブで tako setup が走り、AI エージェントの検出・MCP の登録・設定ファイルの用意までを自動で済ませます。揃っていれば質問は出ません。ログインだけは人の操作が要るので、残っていれば打つコマンドが最後に並びます。

  5. 使い始める

    tako master で司令塔の AI を起動し、「隣のペインで ls を実行して」のように頼んでみます。画面が分割されて隣で動けば、つながっています。

    tako master

macOS でつまずきやすいのは次の 2 つです。

  • 「開発元を確認できないため開けません」と出た: tako.app を右クリックして「開く」を選びます(詳しくは Gatekeeper の警告)
  • tako の外のターミナルで tako が見つからない: Homebrew で入れた場合は不要ですが、ZIP で入れた場合は tako setup が設置します(ZIP ダウンロード)
119/ 162 機能

Windows 版はもう使えます。162 の機能のうち 119 が macOS と同じように動き、20 は一部の機能が落ちる形で使えます。 「対応」は Windows 実機で動かして確かめたものだけを数えています。

  • ターミナル・タブ・分割27/ 34
  • プレビュー・エディタ28/ 39
  • AI 連携・オーケストレーション27/ 30
  • git パネル14/ 14
  • 再起動後の復元5/ 8
  • OS 連携6/ 11
  • セットアップ・設定10/ 13
  • リモート(スマホ・SSH)2/ 12
  • アップデート0/ 1

対応一部対応未対応・未実測対象外機能ごとの表を見る

  1. インストーラーを入手する

    GitHub Releases の最新版から tako-vX.Y.Z-windows-x86_64.exe を選んで実行します。インストールせずに使いたいなら、同じ場所の .zip(ポータブル版)でもかまいません。

  2. 警告が出たら「詳細情報」

    署名していない配布物なので、初回は「Windows によって PC が保護されました」と止められることがあります。「詳細情報」を押します。

  3. 「実行」で進む

    アプリ名の下に「実行」ボタンが出るので、それを押せばインストーラーが始まります。

  4. PATH への追加は、そのままオン

    「tako を PATH に追加する(推奨)」は最初からオンです。そのまま進めば、どのターミナルからも tako と打てるようになります。管理者権限は求められません(自分のユーザーの %LOCALAPPDATA%\Programs\tako に入ります)。

  5. 完了して、起動

    最後の画面の「tako を実行する」がオンのまま「完了」を押すと、tako が起動します。スタートメニューにも「tako」が入ります。

  6. 初回起動

    Windows 版は窓の上端にメニュー(ファイル・編集・表示…)が並び、その下は macOS 版と同じタブとペインです。シェルは PowerShell です。「tako へようこそ」の「セットアップを実行」を押します。

  7. セットアップ

    新しいタブで tako setup が走ります。Windows では、ペインの作業フォルダを追うために PowerShell のプロファイルへ tako の管理ブロックを 1 つ足します(何をどこへ書くかを先に表示します。tako shell-integration uninstall で外せます)。

    再起動しても画面を残す psmux など、入っていない道具は打つコマンドを案内します。あとは macOS と同じく tako master で始められます。

    winget install marlocarlo.psmux
  • SmartScreen の警告: 署名していない配布物なので、初回は「Windows によって PC が保護されました」と出ることがあります。**「詳細情報」→「実行」**で進めます
  • tako が見つからない: インストーラーが足した PATH は、新しく開いたターミナルから効きます。インストール前から開いていたターミナルは開き直してください
  • ポータブル版(zip): tako-app.exe(本体)と tako.exe(CLI)を必ず同じフォルダに置いたまま使います。離すと AI からの CLI 操作が動きません。外のターミナルからも打ちたいなら、PATH への登録まで済むインストーラー版が確実です
  • PowerShell のプロファイル: tako は $PROFILE を書き換えません。ペインの作業フォルダを追う仕組み(シェル統合)は、tako がペインの PowerShell を開くときに読み込ませるので、インストール直後から効き、実行ポリシーが既定の Restricted の PC でもエラーになりません。tako の外の PowerShell(Windows Terminal・VS Code)には影響しません。以前の版が $PROFILE に足した管理ブロックは、tako が自動で取り除きます(他の行には触れません)
  • 再起動しても画面を残したい: Windows では tmux の代わりに psmux を使います。無くても tako は動きますが、そのときは再起動でプロセスは戻らず、タブの構成と作業フォルダの復元までです
winget install marlocarlo.psmux
  • AI エージェント CLI の導入: どれも入っていなければ、tako setup が claude の公式インストーラーを実行するところまで代わりに行います。codex と agy は打つコマンドを案内します。ログインはどれもご自身で行います
  • キー操作: 分割は Ctrl+Shift+D、新しいタブは Ctrl+Shift+T のように、Ctrl+Shift 系です(Ctrl+C などはターミナルへそのまま渡します)。一覧は キーボードショートカット
  • Arm 版の Windows: 配布物は x64 用だけです

tako は Windows 実機で動かして確かめたものだけを「対応」と書いています。次のものは、まだ使えないか、一部の機能が落ちます。最新の状況は Windows 対応状況 の表にあります(tako 本体からは tako platform で引けます)。

  • まだ スマホからの接続(tako remote) 止まる原因は取り除きましたが、Windows 実機で「セットアップ → 公開 → スマホから接続」を通しで確かめていません。
  • まだ 人がやること(ユーザータスク) 実装は macOS と共通ですが、Windows 実機での確認がまだです。
  • まだ 言語サーバ(LSP)の診断・補完・定義ジャンプ 試験用のサーバでは確かめていますが、実際の言語サーバでの確認がまだです。
  • まだ 動画の再生と Web ビューのペイン 動画のデコーダの Windows 版が無く、Web ビューは WebView2 側の問題で開けません。
  • まだ 既存の tmux セッションの取り込み psmux では attach を前提にする操作ができません。
  • 一部 PDF 表示はできますが、文字の選択・目次・PDF 内のリンクは使えません。
  • 一部 アプリ内の更新 更新の確認とリリースノートの表示までは確かめています。適用(インストーラーの実行と再起動)は実機で未確認なので、うまくいかないときは新しい版のインストーラーを実行してください。
  • 一部 依存ツールと AI エージェント CLI の自動導入 psmux・git・Tailscale は winget のコマンドを案内するだけで、代わりに入れるのは claude だけです。
  • 一部 SSH 先のペインとフォルダ Windows の OpenSSH は接続を使い回せないので、パスワード認証の相手には操作のたびに認証が要ります。
  • 一部 会話を保ったままの再起動 引き継ぎを書かせての再起動は使えますが、同じ会話のまま CLI だけを建て直す方式は使えません。
もの必須?説明
macOS(Apple Silicon)または Windows 10 / 11(x64)必須Windows は 10 バージョン 1809(ビルド 17763)以降。どの機能が使えるかは Windows 対応状況 にまとめています
HomebrewmacOS で推奨macOS 用のアプリ管理ツール。インストールとアップデートが 1 コマンドで済みます
AI エージェント CLIAI 連携に1つ以上必要claude(Claude Code)/ codex(OpenAI Codex CLI)/ agy(Antigravity CLI)のいずれか。入っていなくても大丈夫です — tako setup が導入まで案内します(ログインだけは、ブラウザ操作が必要なのでご自身で行います)
tmux(Windows は psmux)あると便利ターミナルのセッション(作業状態)を保持するツール。入っていると tako を再起動しても実行中のプロセスと画面が丸ごと復元されるほか、スマホからのリモート接続(tako remote)とオーケストレーターの worker 管理にはこれが必須です。macOS は brew install tmux、Windows は winget install marlocarlo.psmux で導入します(attach を前提にする一部の tmux 操作は Windows では使えません → Windows 対応状況)
Tailscaleリモート接続に必須tako remote(スマホからの接続)の transport。Mac とスマホの両方にアプリを入れて同一アカウントでログインすると、tailnet 内限定の固定 URL で安全に接続できます
gitあると便利git パネル(ブランチ・コミットグラフ・diff 表示)で使います。macOS では xcode-select --install で入っていることが多いです

ターミナル(macOS 標準の「ターミナル.app」で OK)を開き、次の 1 行を実行します。

Terminal window
brew install --cask takushio2525/tako/tako

アプリ本体が /Applications/tako.app に入り、tako コマンドも自動で使えるようになります。

インストールできたか確認:

Terminal window
tako --version

バージョン番号(例: tako 0.8.17)が表示されれば成功です。

Homebrew を使わない場合は、GitHub Releases から直接ダウンロードします。

GitHub Releases から最新版をダウンロード →

tako-vX.X.X-macos-arm64.zip をダウンロードし、以下を実行します。

Terminal window
# ダウンロードした zip を展開
unzip tako-*.zip
# /Applications に配置
mv tako.app /Applications/

tako を起動して、その中のターミナルで使う分には、これで準備完了です。 tako が開くシェルには tako コマンドの置き場所が自動で追加されるので、クイックスタートの tako setup はそのまま打てます。

外部ターミナルからも tako と打ちたい場合(ZIP のみ)

Section titled “外部ターミナルからも tako と打ちたい場合(ZIP のみ)”

Terminal.app や iTerm2 など tako の外のターミナルでも tako を使いたいときは、手で PATH を書く必要はありません。手順 3 の tako setup が、その段でまとめて設置します(Homebrew でインストールした場合は cask が済ませているので何も要りません)。

tako setup がやることは 2 つです。

  • $HOME/.local/bin/tako に本体へのシンボリックリンクを 1 本張る(claude / codex / agy のランチャーと同じ置き場所です)
  • そのディレクトリが PATH に無ければ、~/.zprofile にマーカー付きのブロックを 1 組だけ追加する

セットアップ全体より先に、この設置だけを済ませることもできます。

Terminal window
tako setup bootstrap path

新しいターミナルを開いてから tako --version が通れば設置済みです(判定は「これから開くターミナルが見る PATH」で行うため、実行中のターミナルには反映されません)。元に戻すときは tako setup bootstrap undo-path で、~/.zprofile のブロックとシンボリックリンクの両方が外れます。

方法 C: Windows(インストーラー / ポータブル zip)

Section titled “方法 C: Windows(インストーラー / ポータブル zip)”

Windows 版の配布物は、macOS 版と同じリリースに載ります(v0.7.9 から)。 GitHub Releases の ダウンロード表から、次のどちらかを選んでください。流れは上の「Windows に入れる」で動きつきで見られます。

ファイル向いている人
tako-vX.X.X-windows-x86_64.exeこちらが標準。インストーラー。スタートメニュー登録と tako コマンドの PATH 追加までやってくれます
tako-vX.X.X-windows-x86_64.zip展開して置くだけのポータブル版。インストールしたくないとき
  • 動作要件は Windows 10 バージョン 1809(ビルド 10.0.17763)以降 / x64
  • インストーラーは管理者権限を要求しません(自分のユーザーの %LOCALAPPDATA%\Programs\tako に入り、インストール先を HKCU\Environment\Path に登録します)
  • ポータブル版は tako-app.exe(本体)と tako.exe(CLI)を必ず同じフォルダに置いたまま使ってください(離すと AI 経由の CLI 操作が動きません)
  • 配布は GitHub Releases の exe / zip だけです(winget や Microsoft Store には出していません)

Windows 版で何が使えて、何がまだかは、上の「Windows でまだのもの」と Windows 対応状況 にまとめてあります(リリースノートにも要約が載ります)。

つまずきポイント: Gatekeeper の警告

Section titled “つまずきポイント: Gatekeeper の警告”

macOS で初回起動時に「開発元を確認できないため開けません」という警告が出ることがあります。これは macOS のセキュリティ機能(Gatekeeper)によるもので、以下のいずれかで解除できます。

  1. tako.app を右クリック → 「開く」 を選択(いちばん簡単)
  2. 「システム設定 → プライバシーとセキュリティ」を開き、「このまま開く」をクリック
  3. ターミナルで属性を解除する:
Terminal window
xattr -dr com.apple.quarantine /Applications/tako.app

一度許可すれば、以降は通常のアプリと同じように起動できます。

macOS は /Applications/tako.app をダブルクリック、または Dock / Launchpad から起動します。Windows はスタートメニューの「tako」から起動します。通常のターミナルと同じように、シェル(macOS は zsh など、Windows は PowerShell)が 1 ペイン開きます。

初回起動時は、タブバーの下に案内バナーが出ます。 起動と同時に、手間のかからない初期設定(PATH・AI 連携の登録・指示ファイル)が自動で進みます。インターネットから何かを取って入れることはしません。

続いてバナーに「次にやること」が 1 つ出ます。AI エージェント(Claude Code)が入っていなければ「Claude Code を入れる」、入っていてログインがまだなら「ログイン」のボタンです。入れるボタンは、実行するコマンドと置き場所をボタンの横に表示してから、新しいタブでそのコマンドを実行します。ログインのボタンはブラウザを開きます。どちらも、終わるとバナーが自動で次の段へ進み、最後に「master を起動」が出ます。

やることが残っているあいだ、バナーは起動のたびに出ます。「あとで」はその回だけ閉じ、「今後表示しない」を押すと以後は出ません(tako welcome show でいつでも呼び戻せます)。同じ項目は Cmd+K(Windows は Ctrl+Shift+P)のコマンドパレットにも常設されています。

tako の初回起動時に表示されるバナー。1. tako setup、2. tako master の 2 ステップと、それぞれの実行ボタンが並んでいる
初回起動時のバナー。ここのボタンからそのまま tako setup と tako master を実行できる

まずは普段どおりコマンドを打ってみてください。ls や cd など、通常のターミナルと同じ操作がそのまま使えます。macOS では、コマンドを打ち始めると履歴から続きが薄い文字で予測表示されます(→ または Tab で確定)。最初の 10 回だけ確定キーの案内が薄く表示され、慣れた頃に自然と消えます。

この入力予測は tako が開いたシェルの中だけで効き、~/.zshrc は書き換えないので tako の外のターミナルは何も変わりません。挙動は tako autosuggest off(予測そのもの)/ tako autosuggest tab off(Tab 確定だけ無効化)/ tako autosuggest hint off(案内を今すぐ止める)で個別に切り替えられます。Windows の PowerShell は同じ予測入力(PSReadLine)を標準で持っているので、tako 側では何も足しません。

3. tako setup — 質問ゼロの自動セットアップ

Section titled “3. tako setup — 質問ゼロの自動セットアップ”

AI 連携に必要な設定を、1 コマンドで自動的に行います。tako 内のターミナルで次を実行してください(初回起動のバナーの「セットアップを実行」と同じです)。

tako setup

実行すると、次の処理が自動で順に行われます。

  1. シェル統合の用意 — ペインの作業ディレクトリ追従・コマンドの実行状態・入力予測が効くように、シェル統合のスクリプトを用意します。どの OS も設定ファイルは 1 バイトも書き換えません。macOS / Linux は tako が開くシェルへ環境変数を渡すだけで効き([OK] シェル統合: 環境変数の注入で有効です と 1 行出るだけです)、Windows は tako がペインの PowerShell を開くときに読み込ませます([OK] シェル統合: tako が開く PowerShell へ起動時に読ませます と 1 行出るだけで、$PROFILE は書き換えず、実行ポリシーが Restricted の PC でも効きます)。以前の版が $PROFILE に足した管理ブロックは、この前の移行の段が取り除きます。用意できなかったときも setup は最後まで走り、tako shell-integration install を「残り」として案内します
  2. エージェント CLI と依存ツールのチェック — claude / codex / agy をすべて検出します。認証済み CLI が1つなら自動選択し、複数なら前回値または安全な既定を採用します。1 つも使える系統が無いときだけ、その場で導入を案内します(上の tip 参照)。tmux / git / Tailscale などの任意依存は、見つからなければ「何をどのコマンドで入れるか」を表示したうえで tmux をインストールしますか? [y/N]: と 1 回だけ確認し、y ならその場で導入して再検出します(--yes は確認を省いて導入、パイプ越しなど端末のない実行では導入せず案内だけを出します)。Windows では導入を代わりに行わず、打つ winget のコマンドを案内します
  3. 認証・プラン確認 — Claude は認証と Pro / Max 等、Codex は認証と ChatGPT プランを取得できる範囲で自動判定します。検出不能でも安全に未指定にできる情報は unknown を採用します。token やアカウント情報は保存・表示しません
  4. MCP 接続の準備 — 検出したエージェント CLI すべてへ tako の MCP サーバーを登録します。書き込み先は claude が ~/.claude.json、codex が ~/.codex/config.toml の [mcp_servers.tako]、agy が ~/.gemini/config/mcp_config.json です(claude だけは tako setup-mcp --project で <cwd>/.mcp.json にも入れられます)。書き先が ~/.claude/settings.json だったのは古い tako で、いまはそこに残った設定を掃除する側です。 codex はこれに加えて、master / worker として起動するときに起動コマンドへその場でも MCP 設定を渡します(tako の外で立ち上げた codex にツールを出さないための経路です)
  5. 推奨 profile の生成 — プラン規模に応じて master / worker、effort、worker ポリシーを profiles/default.yaml へ生成します。モデル名は固定せず、各 CLI の最新の既定モデルを使います。既存 profile はそのまま維持します
  6. 指示とテンプレートの準備 — 指示ファイルが未作成なら安全な開発ルールの既定値を作り、セットアップ用ファイル一式を tako のデータディレクトリ配下(macOS は ~/Library/Application Support/tako/setup/、Windows は %APPDATA%\tako\setup\)に展開します。既存の指示は上書きしません
  7. 同梱推奨ルールとの比較 — 既存の指示ファイルを、tako が同梱する推奨ルール(言語 / 対話スタイル / Git 運用 / コード品質 / 安全ルール / 提案品質 / 完了検証の 7 項目)と項目レベルで突き合わせ、不足の可能性を具体的に表示します。差分がなければ「差分なし」と明示します。表示のみで、ファイルは書き換えません
  8. 設定共有の状況確認 — 別の PC と設定を共有する仕組み(tako config)について、配線済みか / ~/.claude が既に dotfiles などの git で管理されていないか / gh にログイン済みかを調べ、状態と次の一手を表示します。調べるだけで、リポジトリの作成や配線は起こりません。配線済みなら状態が 1 行出るだけで、設定を勧める案内は出ません
  9. 最終サマリと次の一歩 — 値の由来を detected / previous / default / input で表示し、実際に変えた項目だけを最後にまとめます。その直後に、スマホから使えるか(Tailscale の導入・ログイン・証明書・公開)を スマホからの接続: … の 1 行で出します(調べるだけで、ここでは何も入れず何も起動しません。Tailscale が未導入なら依存の導入口 tako setup deps install を、入っていて途中まで済んでいるなら tako remote setup を案内し、公開まで済んでいれば接続先の URL を出します)。続けて tako master での始め方(起動して日本語で話しかけるだけ)とプロファイルの現在値を案内し、tako 内での対話実行ならその場で master の開始を提案します。エージェント CLI が 1 つだけ認証済みで、依存も揃っている標準ケースでは、人間への質問は 1 つも出ません

途中でつまずいても、できるところまで進みます

Section titled “途中でつまずいても、できるところまで進みます”

ログインが済んでいない、依存が入らなかった、MCP 登録に失敗した — こうした段があっても tako setup はそこで止まりません。認証の要らない段(依存の導入・MCP 登録・指示ファイル・profiles/default.yaml・テンプレート展開・シェル統合・tako CLI の PATH 設置)を最後まで済ませてから、人の操作が要るものだけを「残り N 件」として次に打つコマンド付きで表示します。

もう一度 tako setup を実行すると、済んだ段は素通りして残りから再開します。「完了しました」と表示されるのは、残りが 0 件になったときだけです。

好みがある場合は AI にセットアップを頼む

Section titled “好みがある場合は AI にセットアップを頼む”

通常は既定値で十分です。回答言語、開発ルール、master / worker、プロジェクト登録などを変えたい場合は、tako の MCP に接続した AI へ日本語でそのまま伝えられます。

「tako のセットアップをして。回答は日本語で簡潔に、master と worker は codex、プロジェクト app は ~/src/app。自動 push はオフにして」

AI は希望を tako_setup の回答 JSON に変換し、setup を非対話で代行します。省略した項目は検出値 → 前回値 → 安全な既定値の順で補われます。設定ファイルを手で編集する必要はありません。

シェルや別の自動化から同じことを行う場合は --answers を使います。長い回答はファイル指定が扱いやすく、- は標準入力から JSON を読みます。

Terminal window
tako setup --yes
tako setup --answers @setup-answers.json
printf '%s' '{"selected_agent":"codex","provider_plans":{"gpt":"plus"}}' \
| tako setup --answers -

回答 JSON で指定できるのは selected_agent、provider_plans、instruction_content、profile、projects、orchestrator(auto_close / auto_push)、sleep_guard です。projects は指定時に登録一覧全体を置き換え、その他の省略項目は既存値を維持します。

会話しながら現在設定を一項目ずつ見直したい場合だけ、明示的に次を使います。

Terminal window
tako setup --review

agy は setup と worker には使えますが、worker 専用として設計されているため master / solo には使えません(#127)。agy だけが入っている環境では setup を完了できますが、tako master を使う前に claude または codex を追加してください。系統ごとの入れ方・つなぎ方は エージェントの選び方 にまとめています。

別の PC でも同じ設定を使いたいとき

Section titled “別の PC でも同じ設定を使いたいとき”

tako setup の最後に起動する対話アシスタントに、そのまま頼めます。

「別の PC でも同じ設定を使いたい」

アシスタントは検出済みの状況(未配線か / 既に dotfiles などで管理していないか / gh にログイン済みか)を見て進め方を提案し、合意が取れた操作だけを実行します。

  • 既に ~/.claude を dotfiles リポジトリで管理している場合は、そのリポジトリへの相乗り(tako config link <リポジトリ>)を最初に提案します。別のリポジトリを新しく作ると、同じ CLAUDE.md が 2 か所で管理されることになるためです
  • 何も無い場合は、gh にログイン済みならプライベートリポジトリの作成から配線まで代行できます。リポジトリ名は必ず確認し、同意なしにリポジトリを作ったり push したりはしません
  • 共有したくなければ何もしなくて構いません。標準の tako setup は状態を表示するだけで、質問は増えません

仕組みと共有対象の一覧は tako config を参照してください。

セットアップ済みの状態で再実行すると、前回の agent・プラン・profile・指示・プロジェクトを自動的に引き継ぎます。新しい検出値が前回値と違う場合だけ、両方を表示して検出値を優先します。実変更がなければ config.yaml を書き直さず、「変更なし」と表示して終了します。キー入力は必要ありません。

アップデート後の追従: tako setup の再実行

Section titled “アップデート後の追従: tako setup の再実行”

tako のアップデートで、セットアップ項目や設定ファイルのフォーマット、master 用システムプロンプトが変わることがあります。いつでも tako setup を再実行すれば、最新の正しい状態に追いつけます。

前回のセットアップ以降にそうした変更が入っていると、再実行時に冒頭で一覧表示され、自動項目はそのまま追従します。

  • 自動適用される変更(新しいチェック項目・テンプレートの更新など)は、何が変わったかが伝えられるだけで作業は不要です
  • 個別見直しが必要な変更(あなたがカスタマイズしたファイルに関わるもの)は標準実行では既存値を維持します。変更したい場合だけ tako setup --review で差分を確認します

追従が必要かどうかだけを先に確認したいときは:

Terminal window
tako setup --changes
tako setup アップデート追従状況
─────────────────────────────
現在の setup リビジョン: 19(tako v0.8.17)
適用済みリビジョン: 18(tako v0.8.7 で setup 実行)
未適用の変更: 1 件
[rev 19 / v0.8.14 / 2026-09-14] この環境固有のルール(prompt_blocks.append)が長くても予算に収まるようになった
区分: auto(setup 再実行で自動適用)
...
`tako setup` を実行すると追従できます

tako setup --changes --json で同じ内容を JSON でも取得できます(AI エージェント向けには MCP ツール tako_setup_changes もあります)。

セットアップを実行せず、現在の状態だけ確認できます。

Terminal window
tako setup --check

次は「エージェント CLI は 3 つとも入っているが、まだどれにもログインしていない」Mac での実行例です。

tako セットアップ 環境チェック
─────────────────────────────
[不足] エージェント CLI の導入: 使える系統がありません
tako setup を実行すると、ここから最後まで案内します
[不足] claude: Claude アカウントにログインします (auth)
[不足] codex: ChatGPT アカウントにログインします (auth)
[不足] agy: Google アカウントにログインします (auth)
[不足] tako CLI の PATH: 外部ターミナルからは使えません(設置先が PATH に入っていません)
tako setup bootstrap path で設置できます
[OK] シェル統合: 環境変数の注入で有効(zsh / bash / fish)
エージェント CLI:
[検出] claude: /Users/<ユーザー名>/.local/bin/claude(未認証 / プラン不明)
[検出] codex: /Users/<ユーザー名>/.local/bin/codex(未認証 / プラン不明)
[検出] agy: /Users/<ユーザー名>/.local/bin/agy(未認証 / プラン不明)
[OK] tmux: /opt/homebrew/bin/tmux
[OK] git: /usr/bin/git
[OK] tailscale: /opt/homebrew/bin/tailscale
[OK] フルディスクアクセス: 付与済み(許可ダイアログは表示されません)
[不足] Claude MCP: tako が未登録(tako setup-mcp で登録できます)
[不足] codex MCP: tako が未登録(tako setup-mcp で登録できます)
[不足] agy MCP: tako が未登録(tako setup-mcp で登録できます)
[OK] Codex: master 起動時にも一時注入
[情報] agy: worker 専用(master は非対応)
[情報] config.yaml: 未作成
[情報] アップデート追従: 未適用(現在の setup リビジョンは 19)
[情報] ~/.claude/CLAUDE.md: 未作成
[情報] ~/.codex/AGENTS.md: 未作成
[情報] ~/.gemini/GEMINI.md: 未作成
[情報] エージェント共通ルール同期: 未設定
[OK] スリープ防止: mode=while-agents-running, power=ac-only
[情報] 蓋閉じ防止: 未設定(tako sleep-guard install-lid-sleep で有効化)
[情報] 設定共有: 未配線(複数デバイスで同じ AI 設定を使うなら `tako config init`)
[情報] プロファイル: 未作成(tako master で自動生成されます)
[情報] リモート公開: 停止中(スマホから使うなら tako remote start)
[情報] IPC の受け口: 届きません(tako アプリが起動していません)
残り 4 件(ここから先は人の操作が必要です):
1. Claude アカウントへのログイン
claude auth login
ブラウザでの操作が要るため tako は代行しません
2. claude への tako MCP 登録
tako setup-mcp
登録が無いと AI から tako の画面を操作できません
3. codex への tako MCP 登録
tako setup-mcp
登録が無いと AI から tako の画面を操作できません
4. agy への tako MCP 登録
tako setup-mcp
登録が無いと AI から tako の画面を操作できません
済んだら tako setup をもう一度実行してください(残りはここから再開します)

読み方はラベルだけです。[OK] は済んでいるもの、[不足] はまだ済んでいないもの、[検出] と [情報] は状態の報告(対応は不要)、[任意] は入れなくても tako は動くもの、[警告] は入っているのに壊れているものです。末尾の「残り N 件」が、人の操作が要るぶんだけを抜き出したものです。ここが 0 件になれば、その行ごと出なくなります。

--check は表示だけで、設定は一切書き換えません。

同じ内容は tako check-health からも読めます(項目は 1 つの実装から出ているので、どちらで見ても同じ行です)。AI から状態を読ませたいときは tako check-health --json の diagnostics を使ってください。

Terminal window
tako setup --reset

セットアップ状態を初回扱いにリセットし、そのまま質問ゼロで再実行します。指示・profile・projects の既存カスタマイズは維持されます。

自動セットアップ全体を実行せず、AI からの操作に必要な最低限の登録だけ行うこともできます。

Terminal window
tako setup-mcp

claude と、この環境に導入済みの codex / agy へ tako の MCP サーバーを自動登録します。一度実行すればどのプロジェクトでも有効です。

エージェント書き込み先
claude~/.claude.json(--project なら <cwd>/.mcp.json)
codex~/.codex/config.toml の [mcp_servers.tako]
agy~/.gemini/config/mcp_config.json の mcpServers.tako

1 つに絞りたいときは tako setup-mcp --agent codex のように指定します(未導入の CLI を明示すると、理由と次の一手つきのエラーになります)。tako setup-mcp --project は claude のみ対応で、現在のディレクトリの .mcp.json だけに登録します。

codex には、tako と通信するための環境変数を MCP サーバーへ渡す設定(変数名の一覧)も一緒に書き込まれます。トークンそのものは書き込まれません。

tako 内のターミナルで master を起動します。setup が生成した profile に応じて claude または codex が立ち上がります。

tako master

master は今いるペインでそのまま起動します(新しいタブは作りません)。専用のタブを立てたい場合は tako master --tab を使ってください。

起動したら、試しにこう話しかけてみてください。

隣のペインで ls を実行して

画面が自動で分割され、隣のペインでコマンドが実行されれば連携成功です。ほかにもこんな指示が通ります。

  • 「隣のペインで dev サーバーを起動して」 → ペインを分割してコマンド実行
  • 「このファイルをプレビューで見せて」 → シンタックスハイライト付きでファイル表示
  • 「今のレイアウトを教えて」 → タブ・ペイン構成の一覧取得

master は環境変数(TAKO_PANE_ID など)から自分がどのペインにいるかを自動認識するため、プロジェクトごとの MCP 設定は不要です。

ここまで動いたら、次はクイックスタートへ。タブとペインの基本から、AI に隣のペインで作業させ、全部のタブを見渡すところまでを 10 分で進めます。

新しいバージョンが出ると、tako のステータスバー(画面下部)に更新通知が表示され、クリックひとつで更新できます。コマンドで行う場合:

Terminal window
# 更新があるか確認
tako update check
# 更新を適用(インストール方法を自動判別して適切に更新)
tako update apply

Homebrew 経由なら brew upgrade --cask takushio2525/tako/tako でも更新できます。Windows では新しい版のインストーラーを配布元の sha256 で確かめてから無言で実行し、tako を終了して入れ替え、終わると起動し直します(実機での通しの確認はまだです)。ポータブル版はアプリ内では更新しません。うまくいかないときは、新しい版のインストーラーをそのまま実行してください。各バージョンの変更内容はリリースノートをご覧ください。

tako コマンドが見つからない(command not found)

Section titled “tako コマンドが見つからない(command not found)”

tako の中のターミナルで出た場合は、tako を再起動してみてください(tako の置き場所は tako の起動時に解決されます)。

tako の外のターミナルで出た場合は PATH が通っていません。macOS では tako setup bootstrap path を実行してから、ターミナルを開き直してもう一度試してください(PATH の設置は次に開くターミナルから効きます)。tako setup --check の tako CLI の PATH の行で、設置済みかどうかを確認できます。Windows のインストーラー版は PATH を登録済みなので、ターミナルを開き直せば使えます。

tako setup が「エージェント CLI が見つかりません」と言う

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claude / codex / agy のいずれも PATH にありません。この状態でも tako setup をそのまま実行して構いません — 公式インストーラでの導入・PATH 通し・ログイン案内までを順に案内します(何をどこに入れるかは実行前に必ず表示され、管理者権限は使いません)。

系統を指定して入れたいときは tako setup bootstrap install --agent codex のように 1 コマンドで足せます。状態だけ見るなら tako setup bootstrap status-all です。ログインだけはブラウザ操作が必要なのでご自身で行ってください(claude auth login / codex login / 引数なしの agy 起動)。

MCP ツールが認識されない(AI が tako を操作できない)

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  1. tako setup --check でエージェント別の MCP 状態を確認
  2. 未登録のものがあれば tako setup-mcp を実行(claude / codex / agy をまとめて登録します)
  3. エージェントを一度終了し、tako の中のターミナルで起動し直す(tako の外からは安全のため tako を操作できません)
  4. codex で見えないままなら codex mcp list を確認してください。tako の env_vars に TAKO_SOCKET / TAKO_TOKEN が並んでいないと 0 ツールになります(tako setup-mcp --agent codex で入れ直せます)

tako 起動時にクラッシュする / 開けない

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macOS では、quarantine 属性(ダウンロードしたアプリに付く隔離マーク)が原因のことがあります。解除してから再度起動してください:

Terminal window
xattr -dr com.apple.quarantine /Applications/tako.app

再起動したらタブが消えていた

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tmux バックエンドが無効になっている可能性があります。tako persist で状態を確認し、tako persist on で有効化してください。tmux 自体が未インストールの場合は brew install tmux(Windows は winget install marlocarlo.psmux)で導入すると、実行中プロセスごと完全復元されるようになります。