人がやること(ユーザータスク)
AI に任せて進めていると、どうしても人にしかできない用事が溜まります。生成物のレビュー、権限の承認、SNS への投稿、判断の確認。こうした用事は会話の中に 1 行で流れていくので、スクロールで見失いますし、別のセッションを開いた AI は引き継ぎません。
tako のユーザータスクは、その用事を 1 か所に集める仕組みです。AI が起票し、あなたが右パネルで見て返答すると、返答が起票した master の入力欄へそのまま届きます。master が閉じていれば、同じプロファイルの master を新しいタブに起動して初回メッセージとして渡します。
AI のタスク(tako task checkpoint / tako task gate)とは別物です。id の綴りも u-1 / task-1 で目で見分けられます。
右パネルで見る
Section titled “右パネルで見る”右サイドバーの tasks ビューに、未完了のタスクが並びます。
tako panel --show --view tasksタブのラベルの右にある数字が未完了の件数です。コマンドパレット(⌘K)の「tasks パネルを開く」からも開けます。
パネルを細くしていくと、タブのラベル(fleet / orch / git / tasks)は幅に応じて詰まり、入らなくなるとアイコンだけになります(名前はホバーで出ます)。件数の数字は最後まで欠けません——数字の一部だけが見えると別の数に読めてしまうので、入らないときはラベルを落として数字を残します。100 件を超えたら 99+ と出ます(正確な件数は一覧の右上に出ています)。
既定では未完了のものだけが、更新の新しい順に並びます。種類(レビュー / 確認 / 許可 / 投稿 / その他)で絞り込めますし、複数のプロジェクトを抱えているときはプロジェクトでも絞り込めます。「完了も見る」を押すと、片付けたものと却下したものも並びます。
行の左の丸は種類、右の丸は返答の配送状態です。
行を押すと、その行のすぐ下に中身が開きます(アコーディオン)。もう一度押すと閉じ、別の行を押すとそちらへ移ります。開くのは常に 1 件だけで、開いているあいだも他の行は一覧に残ります。行の左の矢印が開閉の向きを示します。
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画面の外の行を開いたときは、その行が見える位置まで一覧がスクロールします
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絞り込みを変えると閉じます(見えなくなった行の中身が残らないように)
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一覧は数秒ごとに更新されますが、開いている中身は閉じません(更新で内容だけが新しくなります)
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完了・却下にすると閉じます
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本文は Markdown として描画されます(見出し・箇条書き・コードブロック・表)
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添付は行を押すとその場で開きます(画像は画像プレビュー・動画は再生できる動画プレビュー・PDF / Markdown / コードもそれぞれのプレビュー)。開き方は
tako openと同じ 1 実装なので、拡張子ごとの行き先も同じです。行の左の小さなラベルが「画像」「動画」のように何が開くかを先に教えます -
画像の添付にはサムネイルが出ます(縮小したものを画面に載せるだけなので、原寸が大きくても詳細を開く速さは変わりません)。押せば原寸がプレビューで開きます。とても大きい画像は「サムネイルなし」と出ますが、行はそのまま押せます。動画のサムネイルは作りません(行を押せばそのまま再生できます)
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同じ添付を何度押してもプレビューのペインは増えません(中身が差し替わります)。「Finder で表示」は右のボタンです
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AI は動画や画像を書き出す前に起票することがあるので、まだ無いファイルは「見つかりません」と出ます(押せません)
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コピー用のテキストはボタン 1 つずつです。投稿文・タイトル・タグが別々の入力欄へ貼られる前提なので、1 本の本文に混ぜずに分けてあります
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リンクは押すと既定のブラウザで開きます
判断(承認 / 却下 / 直してほしい / 回答)を選び、必要ならコメントを書いて「返す」を押します。コメントは複数行書けます(⌘Enter でも送れます)。判断を選ぶまで送れません(押し間違いで承認が飛ばないように)。
返答は起票した master へ次の形で届きます。
【ユーザー返答】todo u-12「解説動画 v6 を YouTube へ投稿」decision=needs_change via=pc kind=post status=openコメント: サムネの文字が小さいので差し替えてほしい- 承認 / 却下はそのタスクを閉じます
- 直してほしい / 回答は開いたままにします(AI の作業がこれから続くので、閉じると直した物を見てもらう先が消えます)
届いたかどうかが分かる
Section titled “届いたかどうかが分かる”返答の下に配送の状態が出ます。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 送信済み(確認待ち) | 送ったが、master が受け取ったことをまだ確認できていない |
| master を起動しました | master が居なかったので新しいタブで起動した |
| master に届きました | 入力欄へ入ったことを確認した |
| 届きませんでした | 配送できなかった(理由が併記されます) |
「送信済み」を「届きました」とは書きません。 分からないものを分かったことにしない方針です。画面を開いているあいだは数秒ごとに確認し直すので、確定すると表示が変わります。
スマホから片付ける
Section titled “スマホから片付ける”スマホの tako(PWA)でも同じタスクが見えます。ペイン一覧の右上、チェックリストのアイコンを押すと #/tasks が開きます。アイコンの右肩の数字が未完了の件数です。
スマホ側の主役はコピーとダウンロードです。投稿タスクなら、
- 添付の動画を 「端末に保存」 で落とす(ファイル / 写真アプリに入ります)
- 投稿文・タイトル・タグを 「コピー」 でひとつずつクリップボードへ入れる
- X や YouTube のアプリを開いて、落とした動画を選び、コピーした文を貼る
という流れが、PC を開かずに完結します。共有シートが使える端末では「共有」から直接アプリへ渡せます(動画は 64 MB まで。それを超えるものは共有シートに載せるとブラウザが落ちるので、「端末に保存」から渡してください)。
返答・完了・却下も画面と同じで、返した内容は同じように master の入力欄へ届きます。
添付をその場で見る・鳴らす
Section titled “添付をその場で見る・鳴らす”落とす前に中身を確かめられます。タスクの詳細を開くと、
- 画像はその場に表示されます。押すと全画面に拡大し、もう一度押すか「閉じる」で戻ります
- 動画は再生ボタンつきで並び、その場で試聴できます。シークバーも動きます
投稿タスクは「試聴して OK なら投稿」が本文なので、スマホだけで確認 → 投稿まで進められます。
読み込むのは詳細を開いたときだけです。一覧には出ないので、300 MB の動画が添付されたタスクが並んでいても一覧は軽いままですし、動画も最初は尺と 1 枚目だけを読み、あとは再生した / シークしたところだけが流れてきます。
配信は「端末に保存」とまったく同じ経路(同じ権限)です。したがって落とせない添付は見ることもできません(下の表のとおり)。動画・画像以外(PDF・Markdown など)は今までどおり保存と共有だけです。
開けない添付があるとき
Section titled “開けない添付があるとき”添付は PC 側で見えているファイルだけが落とせます。権限によって範囲が変わります。
| 端末の権限 | 落とせる添付 |
|---|---|
| Observe | なし(一覧と本文は読めます) |
| Interact | tako のファイルツリーに出ているフォルダの中にあるもの |
| Manage 以上 | PC のどこにあっても落とせます |
落とせない添付には理由が出ます。権限が足りないだけなら、その場から権限の更新をリクエストできます(承認は PC 画面で行います)。起票のあとでファイルを消していた場合は「見つかりません」と出ます。
コマンドからも同じことができる
Section titled “コマンドからも同じことができる”画面でできることは、すべて tako todo と MCP の tako_todo からもできます(逆も同じです)。
tako todo list # 未完了の一覧 + 件数tako todo show u-1 # 本文・添付・返答・配送状態tako todo respond u-1 --decision needs_change --comment "サムネの文字を大きく"tako todo done u-1 # 片付いたtako todo dismiss u-1 # やらないtako todo expand u-1 # その 1 件を右パネルで開いて見せるtako todo collapse # 開いているものを閉じるtako todo expand は右パネルが閉じていても開いて tasks ビューへ切り替えるので、AI が「これを見てください」と言うときにそのまま画面へ出せます。いまどれが開いているかは tako todo list --json の expanded で読めます(画面が無ければ null)。
添付を開くのも同じです。右パネルで添付の行を押すのと、そのパスを tako open に渡すのは
同じ 1 経路(Request::OpenFile)なので、AI からも同じものが開けます。
tako todo show u-1 --json # attachments[].path を読むtako open /path/to/v6.mp4 # 動画プレビューで開く(MCP は tako_open_file)起票は AI が行いますが、自分で書くこともできます。
tako todo add "解説動画 v6 を YouTube へ投稿" \ --kind post --project tako \ --attach /path/to/v6.mp4 \ --copy-text "投稿文=tako v0.8 を出しました" \ --copy-text "タグ=#tako"詳しい引数は CLI リファレンスにあります。
AI 側の作法
Section titled “AI 側の作法”master には「ユーザーに聞くこと・見てもらうこと・許可をもらうことは会話や引き継ぎに溜めず、ここへ起票する」という手順が入っています。AI 自身が読むときは次で引けます。
tako orchestrator guide user-tasks起票元(どの master か・どの会話か)は自動で記録されるので、AI 側は戻り先を指定する必要がありません。