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かんたん表示(GUI モード)

ボタン 1 つで、何も動いていないペインは「何をしますか?」の 3 つのボタンに、Claude と話しているペインはチャットの吹き出しに変わります。変わるのは見せ方だけで、裏ではいつものターミナルが動き続けています。macOS と Windows のどちらでも使えます。

スクロールすると、画面がその手順の状態に変わります。

  1. いつもは、ふつうのターミナル

    tako の既定はターミナル表示です。切り替えのボタンは、タブバーの右端、テーマ(月 / 太陽)のボタンの左隣にあります。

  2. 押すと、会話は吹き出しに、空の画面はボタンに

    Claude と話しているペインはチャットに、何も動いていないペインは「何をしますか?」の 3 つのボタンに変わります。ボタンの印も、ターミナルからチャットの吹き出しに変わります。

  3. チャットになるのは Claude だけ

    codex や agy、dev サーバーのような実行中のコマンド、vim などの全画面のアプリは、ターミナルのまま見せます。Claude だとはっきり分かるペインだけをチャットにするので、知らないプログラムの画面を勝手に隠しません。

  4. ⌘K からも、コマンドからも

    コマンドパレット(⌘K)の「表示モードを切替」や、表示メニューからも同じように切り替えられます。モードはアプリ全体で 1 つで、次に起動したときも同じモードで開きます。

    Windows のコマンドパレットは Ctrl+Shift+P です。

AI やスクリプトからは、同じ切り替えをコマンドで行えます(引数なしの tako ui-mode は、いまのモードを表示するだけです)。

tako ui-mode toggle

かんたん表示にしても、全部のペインが変わるわけではありません。ペインの状態ごとに、上から順に当てはめて決まります。迷うものはターミナル表示のままにします。

ペインの状態表示
スターターの「コマンド入力へ」で戻したペインターミナル表示
Claude と話しているチャット
vim などの全画面のアプリターミナル表示のまま
何も動いていないシェルスターター(3 つのボタン)
ペインを作った直後・AI の起動中「準備中…」(数秒で次の表示へ)
コマンドの実行中・codex や agy・直前のコマンドが失敗したターミナル表示のまま
  1. 何をしますか?

    何も動いていないペインには、大きなボタンが 3 つ並びます。司令塔の AI に任せる、AI と 1 対 1 で話す、コマンド入力(ターミナル表示)に戻す、のどれかを押すだけです。

    下の「初期設定をやり直す」からは、セットアップ(tako setup)をもう一度流せます。

  2. 「AI チームに任せる」を押す

    ボタンは、裏のシェルに tako master を書き込んで実行します。あとでターミナル表示に戻すと、いま打たれたコマンドが履歴に残っているので、覚えたくなったときの手がかりになります。

  3. 準備中…

    AI が起動するまでの数秒は「準備中…」が出て、生のターミナルの画面は見せません。起動が止まったように見えるときは、ヘッダの「ターミナルを表示」で中身を確かめられます。

  4. 準備ができたら、そのままチャットに

    司令塔の AI(Claude)が立ち上がると、自動でチャットに切り替わります。あとは入力欄に、やってほしいことを日本語で書くだけです。

    図は Windows の画面です。Windows 11 の実機で、このボタンから司令塔の AI が立ち上がるところまで確かめています。macOS も同じ流れです。

「コマンド入力へ」を押すと、そのペインだけがターミナル表示に戻ります(ほかのペインはかんたん表示のまま)。この解除は一時的なもので、tako を起動し直すとまたスターターに戻ります。

プロファイルを選んで起動する

Section titled “プロファイルを選んで起動する”

プロファイル(tako orchestrator profiles や設定画面の「プロファイル」タブで作る、AI の設定のひとまとまり)が 2 つ以上あるときは、上 2 つのカードの右端に ▾ が出ます。押すと一覧が開き、選んだプロファイルで起動します(シェルには tako master -<プロファイル名> が入ります)。カードの本体を押したときは、いつもどおり既定のプロファイルで起動します。

チャットビュー(Claude と対話中)

Section titled “チャットビュー(Claude と対話中)”
  1. 書いて、Enter で送る

    入力欄にやってほしいことを書いて Enter で送ります。改行は Shift+Enter。日本語入力も画像の貼り付けも、ターミナルのときと同じように使えます。

  2. 生成中は「考え中…」

    送った言葉は右側の吹き出しに。AI が考えている間は、ヘッダに「考え中…」、会話の最後にいま何をしているかと経過時間が出ます。

  3. 待たずに、次を頼める

    考え中に書いて送っても大丈夫です。吹き出しに「送信待ち」が付き、いまの返事が終わったら届きます。

  4. 届いたら、印が消える

    返事が出ると「送信待ち」の印が消えます。届いた合図です。AI はそのまま次の頼みごとに取りかかります。

  5. 会話が長くなったら、ボタンで軽く

    ヘッダの「残り N%」は、AI が覚えていられる会話の残りです。少なくなると赤くなり、「/compact で会話を軽くする」が出ます。押すと会話が要約されて、続きを話せます。

入力欄の下には「会話を軽くする(/compact)」「新しい会話(/clear)」「ヘルプ(/help)」のボタンがあります。「新しい会話」は、押すと AI がいまの会話を忘れることを確かめてから始めます(ファイルや実行中の作業は消えません)。AI がコマンドの実行の許可を求めているときは、確認のカードが出て、ボタンで答えられます。

  1. 発話の右に、コピーのボタン

    吹き出しの右の列に、いつも小さなコピーのボタンがあります。ふだんは控えめな色で、マウスを乗せると濃くなります。本文には重なりません。

  2. 押せば、1 つの発話をまるごと

    押すと「コピーしました」。画面に見えているとおりの文字が、長くて畳まれている部分も含めて全文コピーされます。コードブロックだけが欲しいときは、ブロックの右上のボタンを押します。

  3. 一部だけなら、なぞって ⌘C

    本文はドラッグで選べます。発話をまたいで選ぶこともでき、⌘+C でコピーします。

    Windows では Ctrl+Shift+C でコピーします(Ctrl+C はターミナルへ渡すため)。

AI からは、最後の AI の発話をそのままコピーできます。どの発話があるかは tako chat copy --list で一覧できます。

tako chat copy

Claude Code の画面のままチャット風に(選べる)

Section titled “Claude Code の画面のままチャット風に(選べる)”

Claude Code のペインで tako mod(tako が Claude Code に入れる拡張)が動いているときは、チャットビューの代わりに Claude Code の画面そのものをチャット風にして出せます。自分の発言は右寄せの吹き出しに、AI の返答のコードブロックの下には「コピー」のボタン(押すと画面の折り返しが混ざらない元の文字列が写ります)、ツールの呼び出しは 1 行の要約になります。入力欄も Claude Code の本物です。

tako mod ui set chat.place mod

既定はいまのチャットビューのままです(戻すときは tako mod ui set chat.place auto)。コードブロックの下の「コピー」はマウスで押せ、キーボードでは入力欄の上の帯(Ctrl+X → Tab)の o: copy last code で最新の返答のコードを写せます。ターミナル表示のままでも、この「コピー」のボタンだけは既定で出ます(要らなければ tako mod ui set chat.code_copy false)。Windows での tako mod は実機で確かめている途中です(#1886)。

  1. 担当の AI も、同じチャットで

    司令塔の AI が立てた担当の AI(worker)のペインも、Claude ならチャットになります。進み具合をそのまま読めて、必要なら入力欄から直接頼むこともできます(ふだんは司令塔が指示します)。

  2. もう一度押すと、ターミナル表示へ

    同じボタンを押すと、ターミナル表示に戻ります。チャットで話していた会話は、Claude の画面にそのまま並んでいます。

  3. 裏では、ずっと動いていた

    変えていたのは見せ方だけなので、担当の AI もコマンドも止まっていません。スターターのボタンが打った tako master も、ターミナルの履歴に残っています。

スターターやチャットが出ないとき

Section titled “スターターやチャットが出ないとき”
  • どのペインが、なぜその表示なのかは tako ui-mode で分かります。ペインごとの表示と、ターミナル表示のままになった理由・次の一手が返ってきます
  • 空のペインがスターターにならない: tako は、シェルがいまコマンドを待っているかどうかを「シェル統合」から知ります。これが効いていないと判断できないので、ターミナル表示のままにします。tako shell-integration で確かめてください(tako が開くシェルには自動で入ります。ペインの中で手で起こした入れ子の PowerShell には入りません)
  • AI のペインがチャットにならない: チャットになるのは Claude だけです。codex や agy で動かしている司令塔・担当はターミナル表示のままです
  • 直前のコマンドが失敗したペインは、エラーを隠さないようにターミナル表示のままにします
tako ui-mode

スターター・チャット・本文のコピーは Windows でも使えます。Windows 11 の実機で、スターターの「AI チームに任せる」から司令塔の AI が立ち上がるところまで確かめています。キーだけが違います。

操作macOSWindows
コマンドパレット(「表示モードを切替」)⌘+KCtrl+Shift+P
選んだ本文のコピー⌘+CCtrl+Shift+C

ほかの機能の Windows での状況は Windows 対応状況 にまとめています。

かんたん表示の操作は、すべて CLI と MCP からも行えます(UI でできることは AI からもできる、が tako の決まりです)。

操作CLIMCP
モードの確認・切り替えtako ui-mode [gui|terminal|toggle]tako_ui_mode
1 つのペインだけターミナル表示へtako ui-mode release --pane Ntako_ui_mode(release)
それを戻すtako ui-mode restore --pane Ntako_ui_mode(restore)
いま各ペインに何が出ているかtako ui-mode(応答の pane_display)tako_ui_mode
チャットの本文のコピーtako chat copytako_chat_copy
チャットを Claude Code の画面のままチャット風にtako mod ui set chat.place modtako_mod(ui)

pane_display は各ペインの表示(terminal / starter / chat / preparing)を返すので、AI は「いまユーザーの画面に何が出ているか」を確かめてから案内できます。