コマンドカード
AI に「このコマンドを実行してください」と言われて、画面からコピーして貼ったら動かなかった。tako のコマンドカードは、その原因ごと取り除きます。AI はコマンドを会話に書く代わりにカードで渡し、あなたは「コピー」か「新規ペインで実行」を押すだけです。
スクロールすると、画面がその手順の状態に変わります。
画面からのコピーは、なぜ壊れるのか
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会話に書いたコマンドは、ペインの幅で折り返される
Claude Code などの AI は、会話をペインの幅に合わせて改行して描きます。長いコマンドは、画面の上では 2 行になります。
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選んでコピーすると、折り返しが改行として入る
画面から選んでコピーすると、その改行も一緒に入ります。隣のシェルに貼り付けると、コマンドが 2 行に分かれます。
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実行すると、途中で切れたまま動く
1 行目だけが実行され、2 行目は別のコマンドとして扱われてエラーになります。画面の文字からは「折り返し」と「本物の改行」を見分けられないので、コピーする側では直せません。
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カードなら、AI が渡した 1 行のまま
tako では、AI がコマンドの文字列そのものを渡し、ペインの下にカードとして出します。「コピー」で入るのは渡された 1 行そのもので、ペインの幅には左右されません。
カードで受け取る
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AI は、コマンドを会話に書かずに渡す
打ってほしいコマンドがあると、AI は会話に書く代わりに tako のツール(
tako_show_command)でコマンドの文字列を渡します。tako master/tako soloで立てた AI と、その worker には、はじめからそうするよう指示してあります。 -
ペインの下に帯が開く
ターミナルが下から縮み、空いた帯にカードが出ます。会話や入力欄の上には重ならないので、読んでいる途中の文が隠れません。
Claude Code で tako mod が動いているときは、帯ではなく Claude Code の画面の中に出ます(下で説明)。
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「コピー」は、1 行のまま
押すと「コピーしました」に変わります。入るのは AI が渡した文字列そのもので、折り返しの改行は入りません。
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「新規ペインで実行」で、下のペインで走る
AI のペインの下に新しいペインが開いて、コマンドが走ります。AI と話している入力欄には何も書き込まず、フォーカスも移りません。押すこと自体が「実行して」の合図なので、確認のダイアログは出ません。
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結果は、カードに残る
終わるとカードに「実行済み(終了コード 0)」と出ます。走っている間にもう一度押しても、2 本目は走りません。
何本でも、何行でも
Section titled “何本でも、何行でも”-
1 枚に、手順ぶんのコマンドを並べる
コマンドが複数あるときは、1 枚のカードに並びます(10 件まで)。それぞれに「1/2 件目」のような番号と、自分のコピー・実行のボタンが付きます。
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改行を含むコマンドも、そのまま
ヒアドキュメントのように改行が要るコマンドは、改行を保ったまま渡されます。カードの中で見た目が折り返されても、コピーや実行で使うのは渡された文字列そのものです。
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どれが失敗したかは、色で分かる
実行の記録はコマンドごとに残ります。終了コード 0 は緑、それ以外は赤。終わったコマンドは、直してからもう一度押せます。
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閉じると、画面が元に戻る
カードの右上の × で閉じると帯が消え、ターミナルは元の高さに戻ります。1 つのペインに出せるカードは 3 枚までで、それを超えると古いものから消えます。
スマホから実行する
Section titled “スマホから実行する”外出先でも、AI が出したカードをスマホから押せます。スマホから tako を開く準備は リモートアクセス にあります。
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スマホのペイン画面にも、同じカード
外出先でスマホから tako を開くと、AI がそのペインに出したカードが画面の上に並びます。
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全文を確かめてから、実行する
「実行」を押すとコマンドの全文が出て、「PC で実行する」を押したときだけ走ります。誤タップでいきなり走ることはありません。
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PC の同じタブで走り出す
実行先は PC のカードの「新規ペインで実行」と同じで、同じタブに新しいペインが開きます。走っている間、ボタンは「実行中」になって押せません。
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記録は、PC とスマホで揃う
終わると「実行済み(終了コード 0)」。PC のカードにも同じ記録が出るので、どちらで押しても状態は 1 つです。
実行には、ペアリングのときに Interact 以上の権限を選んだ端末が要ります。見るだけ(Observe)の端末には「実行」が出ません。
スマホからの接続は macOS 版で使えます。Windows 版は実機での通しの確認がまだです。
Claude Code の画面の中に出るとき
Section titled “Claude Code の画面の中に出るとき”-
会話の中にカードが描かれる
Claude Code のペインでは、tako が同梱する tako mod が、カードを Claude Code の画面の中(会話の行と、入力欄の上の帯)に描きます。ペインの下に帯は開かず、画面も縮みません。
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カードの[実行]をクリックする
カードの [実行]を 1 回クリックすると、新しいペインでそのコマンドが走ります。[コピー]はクリップボードへ写すだけです。続けて押しても、同じコマンドが 2 本走ることはありません。
キーで押すなら、ctrl+x → Tab で入力欄の上の帯に移り、y でコピー、r で実行します。クリックを渡さない設定(
tako mouse off)のときは、カードにボタンを置かずこのキーで押します。 -
記録は、ほかのカードと同じ
実行の記録はカードの行に出ます。ペインの下のカードやスマホと同じ記録なので、どこで押しても揃います。
画面の中に描くのは Claude Code(2.1.294 以降)だけです。codex / agy ではペインの下の帯に出ます。Windows 版の tako mod は、実機での確認がまだです。
AI に出してもらうには
Section titled “AI に出してもらうには”tako master / tako solo で立てた AI と、その worker は、何も言わなくてもカードで渡します。tako の MCP を繋いだほかの AI でも、「カードで出して」と頼めば出せます。
自分で出すこともできます。打ったペインの下にカードが出ます。
tako show-command "npm install" CLI と MCP から同じ操作
Section titled “CLI と MCP から同じ操作”カードのボタンは、CLI と MCP(tako_show_command)と同じ処理を通ります。人が押しても AI が押しても、結果は同じです。
| やりたいこと | CLI | MCP の action |
|---|---|---|
| カードを出す | tako show-command "npm test" | show(省略時) |
| 出ているカードと実行の記録を見る | tako show-command --list | list |
| コピーする | tako show-command --copy | copy |
| 新しいペインで実行する | tako show-command --run | run |
| 閉じる | tako show-command --dismiss | dismiss |
対象は省略すると最新のカードの 1 件目で、--card と --index で選べます。オプションの一覧は CLI リファレンス にあります。
Windows で使う
Section titled “Windows で使う”コマンドカードは Windows 版でも使えます。カードの表示と「新規ペインで実行」は Windows 実機で確かめていて、実行は PowerShell で行います。まだのものは次の 2 つです。
- まだ スマホからの実行 スマホからの接続(tako remote)そのものが、Windows 実機での通しの確認がまだです。
- まだ Claude Code の画面の中に出るカード(tako mod) 実装は macOS と共通ですが、Windows 実機での確認がまだです。
知っておくこと
Section titled “知っておくこと”- カードが出るのは、AI がツールで渡したときだけです。会話に書かれたコマンドを tako が見つけてカードにすることはしません(画面の文字からは、折り返しと本物の改行を見分けられないため)
- カードはその場かぎりです。tako を終了すると消え、再起動しても戻りません
- 1 枚に 10 件まで、1 つのペインに 3 枚までです。超えると古いカードから消えます
- 改行とタブ以外の制御文字を含むコマンドは受け付けません(クリップボードやシェルに、見えないエスケープシーケンスが紛れ込まないように)。1 コマンドは 4096 バイトまでです
関連: MCP ツール一覧 / エージェント別の対応状況 / Windows 対応状況