エラーテレメトリ
tako には、クラッシュ(panic / 致命的エラー)の情報を自動送信して品質改善に役立てる仕組みがあります。既定では無効で、あなたが明示的に有効にしたときだけ動きます。
何が送られるか
Section titled “何が送られるか”有効にしている場合、クラッシュ時に送られるのは次の情報だけです。
| 項目 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
version | tako のバージョン | 0.6.0 |
os_version | OS のバージョン | macOS 26.0 (Darwin 25.2.0) |
error_kind | エラーの種別 | panic(クラッシュ)/ restore_failed(起動時のレイアウト復元の失敗) |
message | エラーメッセージ(パスはマスク済み) | index out of bounds at ~/src/main.rs:42 |
backtrace | スタックトレース(パスはマスク済み。panic のときだけ) | ~/src/... |
このほか、通信の性質上、あなたの IP アドレスが受け取り側(Cloudflare)に届きます。受け取り側は IP アドレスを連続送信の制限(1 分あたり 10 件)の判定にだけ使い、約 2 分で自動的に消えます。レポートの本体には保存しません。
何が送られないか
Section titled “何が送られないか”- 画面の内容・ターミナルの出力・入力したテキスト
- 現在の作業ディレクトリ
- ユーザー名・ホスト名・メールアドレス
- ファイルの中身・コマンド履歴
- その他あらゆる個人を特定できる情報
エラーメッセージとスタックトレースに含まれるパスは、送信前にすべてマスクされます。
/Users/<名前>/...→~/.../home/<名前>/...→/home/<user>/.../var/folders/<id>/<id>/...→/var/folders/<tmp>/...
有効にする / 無効にする
Section titled “有効にする / 無効にする”tako telemetry status # 現在の状態tako telemetry on # 有効化tako telemetry off # 無効化MCP ツール tako_telemetry と、設定画面の「一般 → エラーレポート」からも同じ操作ができます。tako setup は有効にしません(既定の無効のまま)。
送った内容は自分で確認できます
Section titled “送った内容は自分で確認できます”送信されたレポートは、すべてローカルにも記録されます(<データディレクトリ>/telemetry.log)。何が送られたか(あるいは有効にしていたら何が送られていたか)を、あとから自分の目で確認できます。 tako telemetry status にログファイルのパスと件数が表示されます。
データの取り扱い
Section titled “データの取り扱い”| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保存先 | Cloudflare Workers KV |
| 保持期間 | 90 日(自動削除) |
| 閲覧できる人 | プロジェクトのオーナーのみ |
| 書き込み口 | レート制限あり(10 リクエスト/分/IP)、認証不要 |
| 読み出し口 | 管理者トークンが必要(バイナリには含まれていません) |
| 受け付ける種別 | 現在の受け取り側が保存するのは panic だけです。restore_failed は受け付けずに捨てるため、送信に失敗した扱いでローカルの送信待ち(<データディレクトリ>/telemetry_queue.jsonl、最大 50 件)に残ります |
送信済みレポートの削除依頼や、テレメトリのデータに関する質問は、メールで [email protected] へお送りください(公開の GitHub Issue には書かないでください)。問い合わせ窓口の全体は プライバシーとデータの送信 にあります。
ソースコード
Section titled “ソースコード”送受信の実装はどちらも公開されています。
- 収集エンドポイント(Worker):
web/tako-error-collector/ - Rust 側のクライアント:
crates/tako-control/src/telemetry.rs